夢の端々
起きて
お昼ぐらいになる. いい天気だったけどすぐ崩れた. 今日はJet Lancerで空を飛んだり, 論文に修正がないかざっと見直したり, 勉強したり…
ただ散逸的だと効率が悪いので, こういうのは絞ってやったほうがいいと思う.
本が届いた. 基本的にkindleでいいんだけど10年後も見たい本は物理で持ったほうがいいよなと思った. 違国日記は逆にいつでも読めるようにkindleでも持っておくか?
買いました pic.twitter.com/VMzJQiUzHS
— イェーイ (@dango_bot) November 23, 2020
夢の端々
よく考えたら俺, 感想書いてなかったな. 書いとくか. 書くと長くなりそうだから時間があるときに書きたかったんだけど, 時間が取れなくて忘れそうなので.
50年に渡る女と女の恋の物語. 作品の帯で全て書いてあってもう俺が言うことは何もないんだけど. 85歳の主人公, 伊藤喜代子は認知症で家族の顔も少しずつ分からなくなっていた. そんなときに昔の恋人・園田ミツが現れて楽しい時間を過ごすもその次の日に交通事故で亡くなってしまい…
学生時代に心中を図るも失敗し, その後も生き続けてしまった彼女たち. このシーン読みながらharmonyを思い出した. 社会の束縛から飛び越えて自由になりたいと思うけど, 誰もが御冷ミァハみたいになれるわけじゃない. 失敗した心中が生きる理由や誰かを巻き込んだ後悔になりながら生きていくんだよな…
とにかく, 描写が上手い漫画だなと思った. 例えば, 最初の老眼で文字が読めないシーンや最後の布団から女学生の姿で目覚めるも, 孫に声をかけられた瞬間に老婆の姿になっていたり. 他にも時代が変わっていく中での変化(昔は精神的なつながりが何よりも大事だと思ってたのに結婚前になってなりふりかまっていられなくなって肉体的関係を持とうとするとことか)もちゃんと描いてるし, 作者にBIG RESPECT…
生きた時代やタイミングなど様々なしがらみに囚われてもなおお互いを想い続けた半世紀に渡った恋愛. 結局叶わなかったけれども, 最後のシーンで喜代子が思い続けた先に夢の中のミツと出会い, もう動けなくなっていた体を引っ張ってもらってどこまでも飛んでいったのは本当に美しい終わりだった. タイトルが最後の最後で本当にきれいな羽ばたき方をした. 夢の力を見せていただきました.
夜
よく食べて寝た. 起きて筋トレしたり. データセットを構築し直した. これで終わりにしよう.