冬を離れて
起きて
最終日. お風呂に入り, ご飯を食べる.
ホテルにスーツケースだけ預けて最後の散策へ.
駅
最終日にしてようやく函館駅へ来た. ブリッジしているやつ.
土方歳三の聖地巡礼. とりあえず, お祈りをした.
お家猫に会う. 可愛い.
海鮮
海鮮丼を食べるぞーと思い, お店へ行く.
美味しいじゃーん. ウニはあまり得意じゃなかったんだけど, ここのウニは特有の臭みがなくて, 美味しい. 新鮮というのは臭みがないということ. 心で理解した. また来たい.
ごっこ汁というのも名物らしいのだが, 唯一お昼にやってた店が不定休かましてきたので, GG!また今度.
ラッキーピエロ
またラッキーガラナを飲む. めっちゃ好き. なんで俺の街にはないの…?
これはいい写真.
お兄さんに挨拶していこうかと思ったが, そういえば埼玉の方へ行くって言ってたな. また逢う日まで.
飛び降りて
ホテルに行って荷物を回収し, 空港へ向かう. ごっこ汁を飲むためにお腹を開けてたんだけど, 飲めなかったのでちょっとお腹が空いてる. シュン…となったけど, 空港への道の途中でラッキーピエロを見かけて慌ててバスから飛び降りた.
本当にお気に入り. 時間がなかったので, バスを待ちながら外で食べた.
飛行機
検査はすっと通った.
3泊4日の旅程はこれにて終わり. 修論は一文字も書かなかったけど, まぁそういうこともある. 北海道は初めてだったけど, とても楽しかったし, 地元とは全然違う人の暮らしを見れてとても面白かった. 旅行で一番好きなのはそういう人の暮らしを見ることなのかもしれない.
函館はとても不思議な場所だったな. 街全体が函館という原風景を共有して函館になっているという感じだった. さながら俺は不思議の国に迷い込んだアリスだった.
例えば, 秋葉原とかは電子工作の店やゲーセン, メイドカフェ, アンティークの店などがそれぞれ自分達の店をやった結果, 秋葉原という街ができてるんだけど, 函館は統一感があるというか一つのスタンスがあってそれが街を作っているという感じだった. 至るところに「函館〇〇」というのがあってそのことに何度も驚いた. 今なら↓このツイートの言ってる意味が少しわかったような気がします.
以前、某ラーメン店で店主と話がはずみ「なぜ函館に移住してきたの?」と聞かれ「都会過ぎず田舎過ぎずのこの街が気に入ったからです。」と答えると「函館は暮らしやすいね、ここは現実と夢の間にある街だから。」と返されたのは、今思い返しても名言だと思う。
— 函館クロスロードの中の人 (@hakocro) May 15, 2020
もちろん, まだまだ行ってないところもあるので, また来たい. 札幌とか十勝とか行ってみたいし, 北海道以外のところも行きたい. 沖縄とか南の方とか. フォロイー君ともお茶がしたいね.
そんなふうに思いながら飛行機に乗って飛んだ. 非常口の近くだったので, 添乗員さんによる非常時の対応について小耳に聞きながら寝た.
帰り道
適当に羽田からバスに乗って家に帰る. 東京のバスは速い. 高速道路を走っているってのもあるけど. ボーと座ってたら曲がるところでぐらりと揺れた. ターンをするときの遠心力がでかくて, 私の体も物理法則に引っ張られる. 雪国だと雪で滑るから皆, スピードを落としていたんだという事に今更ながら気づいた.
東京の車の遠心力はでかい. 今までそんなこと, 一度だって思わなかったな. 知らなかった.
地元の風景が見えてきたときのワッという感覚を大事にしたい. 帰ってきちゃったよ…みたいなやつ. ホームシックはなったことがなくて, 多分, 帰属意識が低いんだと思う. 地元に知り合いがいるわけじゃないし, あるのは昔話だけ. 旅行が終わったときの寂しさと安全なねぐらを見つけたときの微妙な安堵がある. 嘘じゃない. もう少しで桜が咲く. その季節は好きかも. 花粉はやばいけど.