海の星・空の塵
一番長い三週間
この三週間は本当に長い. 修論の投稿と発表と物件と国際学会への投稿とその他諸般の面倒が全部詰まっている. 岡部倫太郎ほど長くないけどそれでも十分に長いと思う.
玄関
布団を止める器具が落ちていて泣いた. 形あるものは壊れる.
起きて
なんかお昼ぐらい?
今日はチョコレートを買いに行った. 催事場に行って買うの, 初めて. もう人気なものって売り切れてるのね. 知らなかった. 雰囲気で2つ買った.
音
頭の中でlullaby(ノワールの音源)がよく流れる. アルテナさんに銃を突きつけられるか, 嬉しく思われるか. 恥じない活動をしていきたい.
修論が終わったあとは引き継ぎをするらしい. この研究, 引き継ぐのか. 常に「怒」という感じでやっているが. 愛で人が殺せても, 憎しみで救える人がいないことを願う.
天塵
今日は歯を食いしばってシャニマスのイベントのシナリオを読んでいた. ノクチルのお話.
過去の出来事から今の立ち位置, ユニットとしてどのように結成され, どこへと向かっていくのかという話がとても丁寧に書かれていてウオーと大きな声あげちゃった.
兎に角, アイドルとしてどうあるかというより, 自分たち幼馴染がどうありたいか考えて, その結果としてアイドルを選ぶというのが他のいわゆるアイドルとの決定的な異質さのように思う.
行く理由は?と聞かれて「いいんじゃない? 無くても」と答えるところとか印象的だった. アイドルごとにそれぞれ書くか.
浅倉
全部始めた人. W.I.N.Gの育成シナリオを読んでいると昔, プロデューサーに会っているみたい. だから, 他のメンバーと共通の原風景(金貯めて, 車買って海を目指す)に加えて, 彼女だけの走り出す理由を持っているわけでここが他のメンバーとの決定的な違いだと思う. それを他のメンバーが知らないということも. このまま進んで良いのかノクチル…
それにしてもカリスマやね. 普段は何考えてるのか分からない雰囲気なのに, [10個, 光]とかでのスッと光り差す発言とか生配信での反発だったり, 海に行くことを決定づけたり.
いつも通りでいいってことでしょ
↑これとか凄いよね.
最後の海でのライブ前では, 彼女自身もどこへ向かえばいいのかまだ分かってない節がある(W.I.N.Gのシナリオとかを見ても)けど, ゴールの形が見えて走り出すことにしたのが波及していく感じかな?
樋口
原風景として海に行くことが頭の片隅にあり, ストーリー中で定期的に「私達はどこに行くのか?」というのが独白として表れている.
アイドルをやることに対してどこかしら疑問や懐疑心がありながら, 皆が進むと決めた以上は自分もそれに追従するという感じかな.
走り出すということは人生の時間微分が0以外の値を取るということで, 樋口自身はそれがマイナスを取るなら(皆が良くない経験をするぐらいなら)走らないほうがいいと思っているところが印象的. まだ, W.I.N.G.優勝してないの!助けて!
透は……走り出してしまった
↑そんな…
透にできることで、私にできることはない
↑印象的. 小糸が努力して追いつこうとしてるシーンと同じぐらい, 樋口円香が努力して追いつこうとしてるシーンがあるので.
シナリオ中のレッスン室とかがかなり分かりやすいんだけど, 他の人がプロデューサーと話をしているのをその場から離れたところ(壁を隔てて)で聞いてる, ないしは見守っているという立ち位置になってるね. 映像だったら分かりやすいんだろうな. こういう表現.
福丸
透達に追いつこうとするというところは一貫している. ただ, 緊張したり自分の向かう先はどこなのか迷っているフシがあったが, 海のライブに向かうと決めてからはハッキリと虚勢ではなく, 自信を持って「よゆーです」と言い切れるようになったところが良かった.
他のメンバーと同じ中学に行ってないところも何か影響があるのか, ここもストーリーを読まないとね.
みんなで始めるために、来たんだもん
↑これちょっと泣いちゃった.
市川
上の三人とは違った独自の価値観を持っていて, 行動している. 樋口も聞けていなかった「アイドルをやると決めた理由」を浅倉に聞くなど踏み込んでいたのが印象的.
どう考えても, アイドルとしては上手くいってないシーン(スタジオでの反逆であったり, 海のライブシーンだったり)が彼女の楽しそうな口調で語られるところがこのユニットの目指すところと一般的なアイドルとの違いを際立たせててイイね.
終わり
アイドルとして走り出したが, そのスタートはあまり良いと言えず(アンティーカとの比較を出すシーン, グロくてワッ!と声を出した), 海辺でのライブも大盛況と言うには程遠いけれども, 彼女らが自分達がどう有りたいかを決め, 走り出した結果として昔, 思い描いた海にたどり着く. この瞬間への帰着ができたことを喜ばしくおもうべきやね.加えて, 花火を見ている人たちに「こっちを見ろー」と言ってるあたりが印象的で, つまりこの現状に満足していないというか良くしたいという気持ちがある.←これどうなんだ?はっきりとよく分からないが
最後, 海辺の花火の光に隠れて彼女たちが海へ飛び込むシーンはユニット名の由来である「ノクチルカ」(夜光虫)らしく, 上手い締めだなと思う.
2022年はノクチルがどう進んでいくか, 目が離せないぜ! シャニマスをもっと早くからやっておくべきだったという意見もあるが, 俺は今間に合ったんだ. それだけの話.
P.S.
そんなことあるんだ…