さかな

起きて

朝。株をちょこっと見て仕事の準備をする。最近はアメリカがやらかしてるのでその余波がすごい。

親に買うよう勧めたえにからの株が跳ねた。そういう親孝行の仕方もある。

仕事はミーティングしたり。後はハンドリングしたり。

就業後

自転車を漕いで映画館へ。バーガーキングで簡単にご飯を食べる。完全に空気が秋だね。ちょっと肌寒さまである。

さかなのこ

見た。

かなり良かったね。地味だけど、お気に入りだと思う。

さかなクンの自伝小説をベースにフィクションを織り交ぜながら作ったらしい。確かに主人公の性別が徹底的に秘匿されていたり、同居してたりみたいな話はなさそうだ。

後、作中にさかなクン演じるぎょぎょおじさんが登場するんだけど、この設定がすごい。

本人の自伝映画なのに、何でこんな雑な設定なんだ…と思ってしまうが、これこそさかなクンのあり得たもう一つの姿と言えるだろう。

さかなクン自身の経歴を見るとTVチャンピオンの全国魚通選手権で5連覇を成し遂げてプロップスを稼ぎ、ビッグウェーブに乗っかったらしい。R-指定にとってのUMB3連覇みたいな感じかな。

でも、この映画には全国魚通選手権はない。TVチャンピオンはない。さかなクンは皆に親しまれるさかなクンではなく、近所の住民に煙たがられる変なおじさん、ぎょぎょおじさんにしかなれない。

ミー坊の人生にもドラマチックなことは起きない。相変わらず、生活はめちゃくちゃだし、魚以外はダメだし…

そんな中にあって、この映画ではぎょぎょおじさんのエールがずっとミー坊の中で生きている。好きなものを好きであり続けること。支えてくれる人に感謝しつつ、好きであり続けることを作品一貫してずっと撮ってる。これはすごいことですよ。

それはさかなクン自身のあり得たかもしれないifに対する応援でもあるし、ミー坊だったかもしれない自分の物語でもあるわけなんね。

この映画にはドラマチックな展開はない。ミー坊がお魚博士になる夢を叶えるにあたっていつもあったのは支えてくれる人たちだ。魚が本当は嫌いなのにいつも食べて、理解者としてあった母。番組を作ってミー坊を呼んだり、お店に絵を描いてもらったりした友人。仕事を与えてくれたペット屋の店長。 全部、ミー坊が自分からインタラクションし、作り上げた繋がりに支えられて夢を叶えている。

僕は以前、ポンポさんの映画を見てきたとき、かなりうんざりした気持ちになったわけだけど…(あれは男性オタクケアストーリーで、キモさが突然肯定されて世界で成功していくさまは異世界転生)

でももう大丈夫。今、自分にはさかなのこがあるのだから。

帰り道

自転車を駐輪場から取り出す。映画を見たら3時間分の駐輪は無料らしいけど、普通にご飯食べて映画見たら3時間超えるんだよなー。