otaku hands up

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起きて

仕事をする。俺馬鹿だからわかんねーけどよ、これ曼荼羅みたいになってねーか?なんか依存関係が凄すぎる…

と思っていたが、なんか解決した。ワシは天才じゃ!

生活

鳩がなんかヘッドフォンをかけるのに最適だという衝撃の事実が判明。

サボテンもデカくなっている。

ひがしやしきのライブへ

始まりは確か、インターネットで涼風青葉だった。なんか、TLに流れてきた涼風青葉が電話しながら踊ってる動画と一緒に流れてきた「君が永遠でとても嬉しかった」なる曲に衝撃を受けて「何だこれは!?」と食らったのをよく覚えている。 そこからひがしやしきの曲にハマりだしてbandcampで聞いたり、音源をポチったりした。

正直、2020年から2021年にかけて終わりみたいな大学院生をやっていたこともあって、記憶がずっと曖昧なのだが(PTSDじゃない?労災は入れますか?)、ずっと聞いてた気がする。

今日は初ライブとのことでそれを見に行った。

下北沢へ

現在のissueの懸念点を挙げるだけ挙げて同僚にパスして早退!

GG!と大きな声を出してパソコンを閉じた。

実はこのイベントは事前チケット制で当日券なしなのだが、最初取り損ねて部屋で絶叫していたのはここだけの話だ。

ところで今回は俺の初めてのクラブイベントへの参加なんだけど、実はかなりビビっていた。だってクラブってアレでしょ?なんか…裏で怖いお兄ちゃんが暴れてたり、吐いて倒れてる人がいたり…映画とインターネットの知識しかないので、我々調査隊は駅の立ち食いそば屋でそばを食べ、恐る恐る東京都は世田谷区、下北沢へと降り立ったのだ。

下北沢、治安悪すぎでワロタ。なんか皆イカツクない?川崎周辺もそこそこガラが悪い奴がいるけど、だいたいそういうヤツはソロで行動しているか、たまに酩酊して駅のアトレ前で倒れてるか、クルクルしながら「サイコー!」って叫んでるかの二択だ。 でも、下北沢はちょっと怖そうな雰囲気のお兄ちゃんとお姉ちゃんが意識がはっきりした状態で、そんな感じの連帯を示すギルドがあって、そこから派遣でもされているんか?というぐらいに徒党を組んで練り歩いてる。なんなん?後、もしかして俺の知らない間にコロナ終わったんか?というぐらいにマスクしている人が少なくて、カルチャーにびっくり。でも、少しずつ生活様式を変えたり、戻したりしたりする必要あるし、下北沢は前を走ってる街なのかもなーと素朴に思った。

といった具合にビビりながら会場のSPREADに向かった。でも、初めてのクラブはなんてことはなかったわ。入場規制していてそもそも入れなかったのだから。

話によるとどうやらTHREEという会場のほうが空いてるので、そちらに先に行くよう勧められたので、THREEまで歩いていった。途中、ONIPANと書かれたTシャツを着た3人組? とすれ違って、インターネットでチラッと見た記憶があるなーと思いながら通り過ぎた。

セトリ予想

どうやらTL(タイムラインでライブに来る人はあまりいないので、流れてくるツイートをここではTLと書いてる。)を覗くと歌う曲予想なるものがあるらしい。僕のセトリ予想はこんな感じだった。というか何曲歌うのか知らないぜ!クラブって何曲歌うんですか?

THREE

今度こそ、初めてのクラブに突撃できた。み、皆、頭がカラフルーと素朴に思う。会場はちょっと暗くて皆、デカイ音で揺れていた。飲み物チケットがあったけど、何を飲めばいいのか分からないので、お茶をもらって飲んだ。ちょっと味はよく分からなかった。

歌ってる人をあまり知らないけど、なんかでかい音がなると嬉しいことが分かったので、俺も適当に揺れつつ、周りの様子を見ていた。皆、思い思いに揺れており、あまり同期が取れているわけではない。つまり、各エージェントが協調しているのではなく、皆勝手に来て勝手に揺れてるのだ。そう思うとちょっと面白いなと思った。

音楽は、聞き手を人の輪の中に引き入れるのではなく、再現された動物の輪の中に引き入れるのだという言葉を思い出した。「音楽の憎しみ」でそんな話があった気がする。

SPREADへもう一度

良い感じに揺れて、場の雰囲気が分かったところで改めて、SPREADに行く。もう入場規制が終わってるだろうと高をくくっていたが、全然入場規制中でワロタ… でも、ちょっと待ったら入れた。

通路は暗くて狭い。というかタバコ皆めっちゃ吸ってる。入口の扉の入口感の欠如にビビりながら扉をくぐると爆音で音楽が流れててびびった。人、多すぎでワロタ!

聞いてたり

そこからしばらく聞いて揺れたり飛んだりしてた。クラブ、荷物は最小限がいいな。トートバッグが邪魔だ。後、周り観察してたらスマホでライブの様子を撮影している人がいたんだけど、みんな使ってるスマホ、iPhoneじゃない?Androidを使ってるのって俺だけなの?と思った。本当に10人ぐらい見ても全員iPhoneなんだ。どうなってるんだ…?俺って若人じゃないんかな…?と素朴に落ち込みつつ、適度に揺れていた。

後、皆揺れるタイミングというのがあるらしい。浅学菲才な自分にはまだ分からないが、なんかぶち上がる曲があると皆の歓声が上がるし、自分が「これはいいな」と思って揺れてると意外と皆も同じようなことを感じてるのか、一緒に揺れている。

逆にこれは…よく分からないな(なんか音でかすぎてサチってて何言ってるか分からん…)となると皆の揺れもだんだん無くなっていって、客の静寂さと音の壮大さの違いだけがドンドンでかくなっていて、音が地に足をつけられなくなってどっか飛んでいった感じがした。俺も壁にもたれかかって腰痛を緩和していた。どこまでも客の反応がダイレクトに伝わってくるからマジにクラブは怖いところだな…戦場か?と思った。

ライブ開始

というわけで待ちに待っていたひがしやしきのライブが始まった。なんか、始まった瞬間に客が前のめりになるし、壇上に ONIPAN Tシャツを着た 点滅する意識さんが立ち上がった瞬間に歓声が上がった。今までやってた人もかなり盛り上がってたけど、段違いの盛り上がりを感じる。初ライブだし、本人を見るのは今回が初めてだから、盛り上がりも大きいのだろう。実際俺も右端の方で叫んでいた。イエーイ!見てるー!?

すごい一体感を感じる。今までにない何か熱い一体感を。

風・・・なんだろう吹いてきてる確実に、着実に、俺たちのほうに。

中途半端はやめよう、とにかく最後までやってやろうじゃん。

ネットの画面の向こうには沢山の仲間がいる。決して一人じゃない。

信じよう。そしてともに戦おう。

工作員や邪魔は入るだろうけど、絶対に流されるなよ。

曲は以下の順番だった。

otaku has gone

いやー本当にぶち上がった。セトリ予想とかしてたけど、一曲目のotaku has goneは間違いないなと勝手にウンウン頷きながら跳ねてた。

これを見てほしい。本当にこんな感じでみんなで一緒に歌ったんです。本当に楽しかった。

真剣で私を頃しなさいっ!

これも普段から口ずさんでいたお気に入りの曲だ。大学院生の時に教授と研究の内容を一時間ぐらいオンラインレスバしてて、先生が何かを言ってるときにマイクをミュートしてこれを叫びながら歌っていた記憶がある。テクノロジーは偉大だし、ミュート機能付きマイクは俺達の光だった。

とにかく、初めて聞いたときはちょっとどんよりした感じもあるのかなと思ったけど、皆で「今日も誰かの介錯を待ちわびていた!」を叫べて楽しかった。

さよなら!にゃんぱすライフ

これも最初から最後まで歌ってた。え!?ぽまえら全部歌えるの…?「漏れを頃すために育つ「「「バンギラス」」」!」も分かるのか!?

というか一度も練習したわけでもないのに、なんでこんなきれいに合いの手が入るんだ…と感動していた。前にいる怖そうなお兄さんもギャルっぽいお姉さんも叫んでる。きっとこの先の人生でこのことを折りに触れて思い出すと思う。

やややや

またしても合唱する。確かにこの曲もこういうライブでぶち上がる感じのある曲だなー。 DQN少年もほらやーやー コミュ障だってほらやーやーの文字通り、本当にいろんなやつがやーやー言ってる。ちいかわもびっくりである。

そういえば、昔、ひがしやしきさんのスペースを深夜に聞いていたら、突然颯爽とスピーカーになったお兄さんが「俺今、トラックの運転で仕事に行くんでちょっとだけ。俺、オタクとかちょっとよく分かんないけどいつも聞いてます!」(意訳)つって去っていた人のことを思い出した。

俺も会場にはオタクしかいないんかなーと思ったが全然そんなことはなく、本当にいろんな層の人間がいて、彼らのところまで届いてるのだなと思った。皆iPhoneだけど…

ノンフィクションなんてもうしまい

最後はこの曲。そうだよな。ノンフィクションなんもうしまいです。きららのジャンプみたいに晴天の下では飛べない俺達も夜の地下ならちょっとは飛べるぜ!とかなり明るい気持ちになった。

ライブが終わったあとは全身ぐったりした。クラブってこんな激しい場所なんだ…そそくさと退場した。

それにしてもいいライブだったなーと思った。最初、音の出が悪いところとかあったり、止まったときもあったんだけど、それでも皆の声が溢れていたし、点滅する意識さんが壇上に水を忘れて「エッ!?水なしで20分歌うのか!?」とビビったが、ファンの人から水の差し入れがあって「あ、あったけぇー」となった。

物販

最後、会場を出て本人からCDを頂いた。 ひがしやしき.torrent とのこと。ちょうど他の人がサインをもらっていたので、恥ずかしながら漏れももらった。ペンを貸してくれた御人に感謝。というか、新居にネームペンがねぇんだわ。

その後は「いやーいいライブだったなー」とぼやきながら電車に乗って帰った。また、次のライブまで。