銀雪の境界

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起きて

早く起きた。ちょっと暖かめのコートを引っ張り出しながら羽田空港へ向かう。

駅についてからマフラーを忘れたことに気づいた。

飛行機へ

出発ゲートへ行く途中でフォロワーが作っている車いすを見かけた。WHILL。周りとインタラクションしながら動いており、すごいなと思う。俺は会社に入ってからこの世に何も生み出せてないが、いろいろな仕事がある。

新千歳がNEW千歳だという事が分かった。いいのだろうか。

窓際の席だったので、外を眺めていた。飛行機は大気圏を超えて成層圏を飛んでおり、まさに宇宙の下、雲の上を飛んでいて視界に映る空の境界を「海だったらもっとぼんやりしているよな」とか思いながらぼーと眺めていた。

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アナウンスがあったり、お茶を飲んだりと少し目をそらしていたら飛行機が降下していて、一気に空模様が銀と白の二色になった。雪の影響なのか、はたまた、大気の性質か、寡聞にしてこのトピックについては詳しくないのだが、確かに世界が一変してるのに、乗客の中で誰も見入ってる人がいなくて少し不思議な気分だった。

トンネルをくぐるとそこは雪国だったと昔の文豪は記したことは自分も知っていていまいち、その感動を理解できていなかったが、今日理解した。空から落ちて雲を突き抜けるとそこは雪国だった。

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空港について

寒いんだわ。どうしてあのラッパーさんはここを福岡空港と思い込めたのか。空気が冷えているんだ。

電車に乗り、まずは新さっぽろ駅へ向かう。扉が開くたびに冷気が入り、少しビビる。

周りを見ていると本当に一面が雪で時折、雪が一か所に積み上げられていたりする。

林があり、畑があり、家がある。全部雪に覆われている。

新札幌駅

海鮮を食べに来た。海の幸が多いのか、本当にいろいろなネタがあるし、おまけに安い。都内で食ったら1500とかかかりそうだし…

お客さんを見ると老夫婦やママさんだったり。やっぱり、海の幸に近いところに住んでる人たちは平日の昼から海鮮丼なのか。すごい。

ご飯を食べた後は開拓の村に行くため、最寄りのバス停へ。 色々なところで外部の空気を断つ仕組みがあって面白いなーと思った。

開拓の村

バスに揺られてたどり着く。全部白くてビビる。後、函館行った時も思ったが遠心力が小さくて滑らかにバスが動くな。

開拓の村はまず入り口近くが全部雪で会場にたどり着くためには自ら道を開拓し、道を切り開いていく精神を示す必要があるのだなとうんうんとうなった。

会場では北海道の開拓の拠点になった施設の復元展示がなされていて、「こんな感じなんかー」となった。お気に入りは学校と病院。 ただ、床が木製なので、一歩歩くたびに足が死にかけた。

これは馬そり。整理券が切れて並べなかったぽい。残念。

近くに木のそりがあり、ウキウキで乗って名誉の負傷をする。船を降りたほうがいいかもしれない。 いや、本当は手前で止まる想定だったし、実際キッズたちも手前で止まっていたんだけど、俺が本気すぎたのか、普通に積みあがった雪の山に突っ込んで吹っ飛んだ。一通り笑った後、そこら辺を通ったおじいさんに「大丈夫かー?」と聞かれて、「やってみるもんですねー」という日本語として怪しい返事をした。

食べたあずきかぼちゃ餅がおいしかった。

後はツーショットを撮って貰ったり。

一通り、見て周った後、バス停へ戻る。遅くなると移動できなくなるし、こういうのは早めにね。

宿

すすきの周辺の宿へ。部屋あったけー。

結構人が増えている。中国人観光客の集団が結構目に付くな。爆買いセットとか準備していて、本当に需要が来てるんだなーと思った。

商店街、奥まで歩いていくとガラッと雰囲気が変わったりしていて、面白いなーと思う。場所によって系統が違う感じなんかなーと思った。

street

ご飯は食べ歩こうと思ったが思いのほか予約でいっぱいだったりしたので、セイコーマートで買い食いしたり、ラーメンを食べたりした。ラーメンがめちゃおいしくて思わず魚粉も買っちゃった。料理に使います。

そのあとは、温泉に入ってぷかぷかする。今、エクステ入れてるから髪を旅行先でもちょっと染めたりしないといけないの、めんどくさすぎるぜ!

早く寝るつもりだったが、0時を過ぎた。おやすみなさい。

お気に入り

後、別行程で北海道に来ていたフォロワーの飛行機が欠航になっててひえーとなった。