自由に研究しよう

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起きて

いやや!宿から帰りたくない!と大きな声を出し、朝食を食べに行く。本当に量が多いな…成長期なのでかまわないのですが…

食べて即座に温泉に入る。

ゆっくり浸かった後は支度をし、バス停へ。また来るお。

観察

じょうてつバスに乗り、札幌へ戻ってくる。今日はここら辺をうろうろすることに。

改めて札幌駅に降り立ち、駅の外の様子を観察する。以前から都心で雪が降るとお湯をかける人間が出てきて、雪国の人にとやかく言われるみたいなインターネット仕草があったんだけど、それって都市の作りの違いをお互い認識できていないからでは?と思い、調査をしてみた。

今回は駅の外に注目して比較してみた。

駅の外のパネルの床には雪はなく、横の排雪溝に集められている。なるほどーと思いながら道路のほうを見ると、バスが水を蹴散らしながら曲がってきた。

これは私の住んでいる川崎だとほとんど見かけない奇妙な状況だ。というのも道路に水がここまで溜まっていることはほとんど無い。最近は道路や歩道とかも水が浸透するタイプのアスファルトやコンクリートを使い、梅雨の大量の雨を捌いている。 人口100万人ある街でここまで、水がバシャバシャになっているのは変だなと思いつつ、一方でそういう風にデザインされているのではないかと思い、一つ仮説を立てた。

つまり、札幌のような雪国は年間の降雨量は少ないので、水を排出するところに注力するインセンティブは薄いが、一方で雪はでかくて重くて本当にめんどくさいので、雪は固形状のまま処理できる(排雪溝に押し込んだり)ような街づくりをしている。逆に川崎みたいな都心だと雪はそんなに降らないけど、梅雨の時期の雨の量がやばいので、雪への対策というよりかは降水への対策を駅周辺に実施している。

だから、札幌で雪にお湯をかけて溶かそうとしても排水を得意とするような街の構造にはなってないし、周囲の空気は冷たいから逆に排水どころか冷やされて雪の質量が多くなってしまうので、まるで効果のない対処法になってしまう。

けれど、川崎あたりでは冬でもそこまで気温が低くなるわけではないので、とりあえず、一瞬でも水の状態にすることで都市の排水能力で雪の除去しようとしているという風に考えると、あながち的の外れた行動じゃないなと思う。

というところから考えると、やはり諸般の問題は雪国の人は東京の雪を知らず、東京の人は雪国の雪を知らないところにあるのかもしれないなと思った。

もちろん、仮説にすぎないし、まだまだ検証しないといけないことがあるけど、とりあえず立ててからいろいろ見てみると結構発見がある。こういう研究があってもよい。

お昼は寿司を食べた。いえーい。 後は、セイコマートに寄ってガラナを探したり。

博物館へ

バスに乗って博物館へ行く。外真っ白でビビってた。

これはカスの気づき。

展示はいわゆる、北海道の歴史みたいなやつ。

アイヌの展示が気に入った。 のび太君みたいな狂言回しと一緒にアイヌについて知っていくんだけど、この子の母親がアイヌの人でどうやって自分の出自に折り合いをつけて生きていくかみたいなところが良かった。

つまり、自分はアイヌの人だし、そういったイデオロギーを掲げることもできるけれど、それと同じぐらいに自分がどうしていきたいかっていう生き方を自分で選んでいくっていうところが良かった。持ってるものだけじゃなくて、自分が選んだものを大事にしても良いってこと。

その後は新札幌駅に戻って買い食いしたり。パンロールおいしいね。

帰る途中は電車が遅れていて飛行機の心配をしたけど、大丈夫だったぜ。

北海道は結構楽しかった。ちょっと寒すぎるけどね。今度来るときはもう少しあったかい時がいいかも。そうしたら景色がまた変わって見えると思うから。