クラブに行って踊る!
渋谷へ
クラブへいって踊るため、深夜0時の渋谷にたどり着く。夜の渋谷、マジできたねーという感じで泣いた。
今回参加したのは「AVYSS Planet」というイベント。あまり詳しくないんだけど、ひがしやしきさんの二度目のライブということで告知を見た日に業務用PCを閉じて急いで予約をしたという経緯がある。
- 前回は枠が全部埋まった後に生じたキャンセル枠に泣きながら滑り込みましたからね…
今回はWWWという会場で行われてた。初めての会場だ。 というか、クラブ自体、これが二回目だから初めてもクソもないけれど、やっぱり夜のクラブってドキドキするかも…!
- この前は20時ぐらいからやってたから終わり次第、電車に乗って帰れたけど、今回はここで踊り始めたが最後、始発列車が動き出すまで踊り続けるか、外でくたばって体育座りしながら陽の光が差し込むのを待つかの二択しかないっちゅうことですからね。
着いて早々、入場待機列の長さにビビる。そして並んでいる厳ついにーちゃんねーちゃんを見てビクビクする。外はまだ少し寒く、寒暖差から鑑みても、文化圏から鑑みてもオタクにはあまり厳しかったがとりあえず、並ぶことにした。
何というか、普段オタクしか見ていないから世界観が全然違くて、前に並んでいたお兄さんはスケボーを持参(持参することあるのか…)してて「これ預けられます?」みたいなこと言ってたし、奥の方にいた女の子はそれこそ、Twitterに流れてくる漫画でしか見たことのないような具合に耳にバチバチピアスを開けて、じゃらじゃらアクセサリーを付けた女の人が隣にいた男性とストロングゼロを回し飲みしながら列で待機しているのを見て素朴にびっくりした。
- いろんな世界があっていろんな人がいるのっていいなと思いつつ、オタクっぽいやつは!?と腹から大きな声を出した。
後、よく見かけたのは鼻に鼻輪?みたいなのをつけているグループがあって、一体感があるなーと思ったりした。
会場
階段を下りて、身体検査みたいなことをする。DNGは水持ち込みが出来ないことを初めて知ったぜ!
その後、ドリンクチケットをもらい、下のフロアでロッカーに荷物を突っ込む。と思ったが、コインがなかったので、物販のお姉さんに両替してもらった。
このロッカーがクセモノで、100円入れても全然扉が閉まらないぜ!ってガチャガチャしてた。扉は開かんし、なんか暗いしで涙目になっていたがよく見たら400円で作動するタイプだったのでもう少し小銭を突っ込んだら動いた。TOO EASY。
- 社会経験が少ないことがばれています、今。
奥に入っていくと、左に狭いながらも激しく踊っている部屋とこれなんだ?WWWとWWWβの違い?みたいな感じであたふたしてた。
- これどっちでやるんだ…?となったが、やしきさんはデカい箱のほうだろ!と確信して右のでかい箱でグネグネしてた。
- どうやら正しかったらしい。
しばらく色んなアーティストさんがやってるのを聞きながらグネグネしてた。前回行ったSPREADは結構狭めだったけど、今回はかなり広く、安心してグネグネできた。
セトリ予想
この前のひがしやしきさんのライブでもセトリ予想をしていたので今回もやってみた。以下順不同。
- otaku has gone
- ERIKA
- マイスリー全部飲め
- Sweet Sweat Weekend
- もと内田いま藤田
前回の反省を活かし、パーティーソングというか皆で踊れそうな曲をメインに組みつつ、「ERIKA」などの好みの曲を入れた打線だ。果たして刺さるだろうか。
ひがしやしきライブ
そうこうしている間にひがしやしきさんのライブが始まった。壇上に上がったのはラップ担当の点滅する意識さん、DJはクノさんだ。 前回のライブだと人が壇上にあがったときにすごくざわついた記憶があって、皆「ついに、本人か!?」みたいな感じがあり、前回ほどではないけど、今回も少しざわついていた。
- 「ひがしやしきィイ!」って絶叫している人もいてかなり良かった。
なんというか、始まり方に凄く安心する感じがあった。オタクの実家の安心感というか、秋葉原に降りてオタクショップに入ったとき特有の感じというか。さっきまでは渋谷のクラブって感じの雰囲気が場に漂っていたけど、急にガラッとオタクライブ空間になったんだ。これはすごいことですよ…
事実、さっきまで夜の渋谷で小鹿のように震えていた漏れはめちゃくちゃにこにこになって、めちゃくちゃ跳ねてた。
- この後、体力が尽きて外の階段でくたばっていたのはここだけの話だ。
後、印象的だったのは前のほうにいた、ひがしやしきを初めて聞くと思われる外国人の兄ちゃんがノリノリで踊っていて、オタクって世界を超えるんだなーと意味もなくその様子を眺めていた。以下にセトリを乗せる。
セトリ
まちカドまぞく大好き、一番好きなまちカドまぞくです
うおー!と叫びながら跳ねてた気がする。確かにこの曲がしょっぱなから来ると、「ひがしやしきが来たぞ!」みたいな感じがあってすごく良かったな。
- 流れを一気に作ったっちゅうことやね。
Sentimentaru夏
これは皆でゆらゆら揺れながら歌った。
マイスリー全部飲め
「エミネムジブラも全部フェイク!!!」で皆の声が揃ったのはちょっと笑っちゃった。
もと内田いま藤田
これもすごく好き。前のほうにいた女の人が「ベイベー!」の掛け声をしてて良かった。
君はTwitterを見ない。今宵の月みたい。
やややや
ラストにふさわしい曲。皆でやーやー言いながらくねくね踊って歌えて楽しかった。
ライブ終わり
いやー、すごく良かったですね!セトリ予想もしたけど、改めて聞いて踊り終わった後だと「いやーこれ以外は考えられませんでしたね!」みたいな気持ちになる。その様子はさながらハンチョウ2話でチキン南蛮を食べ終えた後の沼川だ。
- マジで終わってる例えだと思うし、こうやって意味不明な例えをしていく内に夏と人生と感情が終わっていくのだと思う。
ライブ終わりに外の階段スペースに逃げ出す。人多すぎ&皆若すぎてゼーゼー息になる。
- 皆スマホで撮影していたけど、俺以外の全員iPhoneなところでもスリップダメージを受けていましたので…
- 僕、Android!
ちょうどひがしやしきさんもいたので、ちょっとお話をして、渋谷怖い><とかまた今度!みたいな話をした。
その後、しばらく、階段スペースでくたばってた後、また会場に行って踊り、疲れたら階段スペースでくたばっているみたいなのを繰り返していた。
ほかに印象的だったのは来日していたアーティストさんのライブを見たりした。お恥ずかしいことに二組とも存じ上げないアーティストさんだったが、聞いてて楽しかったので、ピョンピョン跳ねてた。
何というか、音楽って音量がでかいだけで嬉しいみたいな所があって、その高揚感パワーでぐんぐん踊っていたみたいなところがあるな。
- 「音楽の憎しみ」でも音楽は人を人の輪に加えるのではなく、再現された動物の輪の中に引き入れるみたいなことが書いてあったのを思い出した。
Fax Gang
SEBii
日本のいいところは「適当なポケモンセンター行って全国図鑑の番号を言ったらそのぬいぐるみが出てくるところ!」って言っててちょっと笑った。
後、前のほうにいた人が「SEBii I LOVE YOU!!!」って絶叫してて、本人が「I love you too」って返してた。大事なことは全部現場にある。
- 女の人は返事もらって絶叫していた。
一通り踊り終わったら朝の四時になった。そろそろ電車が動き出す時間だし、体もくたくたなので、会場を後にした。またねー。
夜の渋谷はマジに終わってて、ゴミが舞ってるし、そこら辺で終わった姿勢で寝ている人がいるし、暴れている人がいる。昼の渋谷しか知らないから正直、かなりビビった。
山手線の始発に乗って帰った。Diorのバッジ(何?)を胸に付けたホストっぽいスーツ姿のお兄さん(目がバキバキ)の前に立ち、何とか吊革に食らいついていく。電車は出発した直後に緊急停止で止まり、目の前のスマホをいじっていたホストのお兄さんは「帰らせてくれよォ…」と頭を抱えていた。
川崎駅につき、外に歩いていく。空めっちゃ澄み切ってるよ!と感動してちょっと写真を撮った。
なんとか家に着き、爆睡する。楽しいクラブだった。
起きて
15時。寝すぎでワロタ。バーガーキングでお昼ご飯を食べ、片づけをしたり、選挙の投票に行ったり。疲れてたので早く寝た。