小笠原晴香へ花束を

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起きて

ぐっすり寝る。なんというか、悪い夢を見るということがなく、ただただグーグー寝れている。

今日は小説を読んだり、ちょっと片付けしたりした。

後はBGAのWingspanで初めて勝利する。嬉しすぎ!強いカードを引けたやつの勝ちゲーに思えてきた…

小説

久しぶりに依然読んで放置していたユーフォのホントの話の続きを読んでいたんだけど、「未来をみつめて」でうーんと唸っていた。なんというか時間が経ったなという感じで。

具体的なシーンを上げると小笠原晴香が田中あすかに対して、自分たちの「友情は、これから先、いま以上の密度を持つことはないだろう。」というシーン。

昔読んだ時は何となくそうだねと思ったけれど、個人的には捉え方が少しずつ変わってきている。友人ではあるけれど、だんだんと疎遠になって数年に一回会ってたまに連絡を取り合う、それこそ「いつか懐かしさと煩わしさに書き換えられていくのだろう」と書いているが自分はそうとは思わない。

学生の頃(成人する前の思春期を過ごすあたり)の人生で一番パッションがあった時期に作った人間関係はそうそう簡単に切れるものではなくて、細くなったとしても続いていく。

ここには友情を続けていくことの難しさを彼女は言っていると思うが、何だかんだそういった時期に作った強いつながりというのはむしろ、終わらせることのほうが難しいと思っているし、持久力を持って続いていくと私は思う。

確かに密度が薄くなっていくことは疑問の余地はないけど、そんなことを言ったら人生で密度なんてその瞬間瞬間でどんどん変わっていく。(大学生、大学院生、社会人を経た感想)けれど、色んな交流をしていく中で続いていく持久力という新しい評価軸が出て来るなと僕は思っていて、彼女たちの持久力はかなり強いんじゃないかなと僕は考えている。

それに長く続いていく関係ってことはいつか、おじいちゃんおばあちゃんになって色々忘れた時に最後まで残っている記憶はきっと君ってことなんだよな。

子供の頃は、テスト中に大きな声を出したら人生終わるなーとか思って肝を冷やしたりしていたが、今は大きな声を出しても人生は終わらずに続いていくことのほうが怖い。

これから先、彼女はきっと広い世界に出ていくが、いつか帰るときに吹奏楽部の皆がそこにいると嬉しい。小笠原晴香が一番好きだから。

というわけで、昔読んだ小説を改めて読むと色々発見があるなーと思った。でも、密度を重視するってところからずいぶん遠いところに来てしまったな。

料理

冷凍庫に眠っていた若鶏のハツを雑に炒めてポン酢で食べた。さっと食べられておいしいの、いいね。ありがとうクラシル。