素早く全裸になる

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起きて

家の外で目を覚まし、朝の東京を這いずりながら帰る。また、会いましょうみたいな挨拶をした。

一通り寝てまた起きる。実家に帰るので、冷蔵庫の中を空けるべく、材料を取り出す。規制当日の昼にニラタマだけ作るというのも変な話だが、卵4つとニラ半束を消費するにはこれしかない。 ここにトイレの掃除をしつつ、荷造りも済ませて、後は帰るだけなのに、突然、ニラ玉を一皿作って洗い物を増やす異常行動を起こす成人男性が爆誕する。 最適な選択を組み合わせた結果、おかしな行動のシークエンスになるというのはよくあることもかもしれない。それに、遠回りこそが自分にとっての一番の近道というのも知っている。

それは別としてニラ玉、中華鍋で作ったほうがいい気がする。何というか、全体をかき混ぜないといけないんだけど、そのためには中央がへこんで集まるようにしたほうがかき混ぜやすいし、加熱も均一にできる。今のかき混ぜ方だと全体を均一にできないし、水っぽくなるところが出てくる。料理難しい!!!

一通り食べ終わった後、家を出た。これから映画を見て実家に帰る。

映画

新文芸坐に映画を見に行く。29は肉の日だから食人が来るのか。

今回は食人族と悪魔のいけにえの二本立て。

食人族

最前列でなぜこの映画を見たのか…考えさせられる…

人が食われるシーンはかなりひーひー言いながら見てたんだけど、本当に人を食べてるんじゃないかという感じがあってドキドキしながら見た。

後、本当にこの映画は悪意の視線を向けるのが上手くて、パンフレットにもある、女性が木に貫かれているキービジュアルをてっきりアマゾンの原住民がやったことだと思っていた(実際、この映画制作者は彼ら原住民が野蛮人だと視聴者に思わせるようにした)が、本当は探検に行った若者たちが作ったもので、かなり騙された感じがある。

それは別として、あの教授の行動力すごいな。素早く全裸になることが大事。

何はともあれ、こんな風に人を刻み、食べる映画を見たのは初めてで、かなり衝撃があった。いい映画だった。

悪魔のいけにえ

もうこっちはなんも分からん。変な奴が車に乗って来るし、車いすの奴はいつまでたってもウジウジしているし、活躍シーンあるかなと思ったが特に深い意味もなく死ぬし、酪農一家は結局よく分からないしという感じ。

でも、こういう理不尽なものが一番ホラーに合う。特に深い意味もなくひどい目に合い、気が付いたら死んでる。これぐらい勢いがあるのはいいなと思った。

弟がばっと出てくる所は毎回ビビっていたけれど。

家へ

映画を見終えて実家へ帰る。帰る度に風景変わってる気がするのは気のせいだろうか。そういうこともあるか。歩いて家に帰り、早めに寝た。